
イオンモバイルなどの格安SIMを選ぶ際には、月額料金よりも通信速度を比較検討することが大切です。どれだけ安い格安 SIMでも、通信速度が遅ければ快適に利用することができません。
本記事では、イオンモバイルの通信速度の早さ、また通信速度制限にかかる条件と対処方法についてご紹介していきます。イオンモバイルの通信速度がどの程度なのか気になっているという方は、本記事を参考にしてください。
イオンモバイルの通信速度は格安SIMの中でも平均的
イオンモバイルはau回線とdocomo回線で通信サービスを提供していますが、どちらの回線においても格安SIMの中で通信速度は平均的で、速くも遅くもありません。
月額料金がイオンモバイルは安いことを考えれば、「お得な料金でそこそこの通信速度があればいい」という方のニーズにあっている格安SIMであるということができます。
早朝や深夜時間帯の通信速度は快適
イオンモバイルは、早朝や深夜時間帯など、利用者が少ない時間帯の通信速度は50Mbps以上も出ることがあり、非常に快適な通信速度で利用することができます。
混雑時間帯は1Mbps以下になることも多い
一方で、下記のような利用者が多くなる時間帯は、通信帯域が混雑してしまい、通信速度も1Mbpsを切ってしまうような壊滅的な状態となります。ただし、これは他の格安SIMにおいても同様です。
- 8:00~9:00:出勤・通学時間帯
- 12:00~13:00:お昼休み
- 18:30~19:30:帰宅時間帯
混雑時間帯においてもある程度速い通信速度が欲しいのであれば、「UQ mobile」や「Y!mobile」の利用を検討してください。
イオンモバイルの通信速度制限の基礎知識
また、イオンモバイルを快適に利用するためには、通信速度制限についての基礎知識も抑えておくことが大切です。特に下記の点は全て理解しておきましょう。
- 月間通信容量を超過すると速度制限が入る
- 1GB/480円で高速通信容量を追加購入もできる
- au回線は直近3日間での速度制限がある
- 低速通信からさらに速度制限される場合もある
月間通信容量を超過すると速度制限が入る
イオンモバイルには500M~50GBの間で豊富な料金プランが提供されており、毎月の高速通信を利用できるデータ容量が決まっています。
定められた月間通信容量を超過した場合は、低速モードに切り替わり、最大200kbpsの低速通信しか利用できなくなります。
1GB/480円で高速通信容量を追加購入もできる
月間容量を超過してしまうと、翌月になるまで高速通信を利用することができなくなります。
しかし、有料オプションでも問題がないという方は、「1GB/480円」でデータ容量を追加購入することもできます。タイプ1であれば購入回数は無制限ですが、タイプ2(docomo回線)は月6回までの制限がありますのでご注意ください。
au回線は直近3日間での速度制限がある
なお、イオンモバイルのau回線においては、直近3日間の利用通信量に対しても制限が課されています。
具体的には、直近3日間(72時間)での通信容量が6GBを超えると速度制限を受けることになります。短期間での大容量通信は速度制限の対象になると覚えておきましょう。
低速通信からさらに速度制限される場合もある
また、低速通信状態になってからも、常時最大200kbpsの通信速度を利用できるということではなく、直近3日間の通信容量が366MBを超過すると、低速通信よりもさらに遅くなりますのでご注意ください。
イオンモバイルの通信速度まとめ
本記事では、イオンモバイルの通信速度が速いのか、遅いのかについてご紹介をしてきました。
イオンモバイルは格安SIMの中では平均的な通信速度で利用することができいます。月額料金がお得である分、コスパは少し良い方に入るでしょう。なお、通信速度制限については、月間容量を超過した場合以外にも、直近72時間の使用通信量が多い場合にも制限が入る場合がありますのでご注意ください。